azbilグループ 創業1906年 山武の進化 人を中心としたオートメーション

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社員とのかかわり

「人を中心としたオートメーション」の実現に向け、継続して人材育成に注力しています。これは、「社員は重要な財産であり、新たな企業文化と企業価値の創造の源泉である」との創業以来の考え方の実践にほかなりません。

時代の変化への対応

新しい人事賃金制度の運用開始

山武では、2008年4月から、一般社員の新しい人事賃金制度の運用を開始しました。従来の制度は2004年4月から運用をしてきましたが、「モチベーション維持・向上」「挑戦する気持ち創りの後押し」「チームワーク能力の醸成」の3つを目的に制度の見直しを行いました。
これらの目的の達成には、制度の運用が重要です。社員の制度理解をより深めるため全国で説明会を実施しました。また、公正で納得性の高い評価の実現と制度定着をめざし、年2回の評価者研修を継続実施していく予定です。

定年再雇用制度の定着(シニア社員の活躍)

多様な職場で活躍するシニア社員
「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」の改正に伴い、従来からあった定年後再雇用制度を拡充しました。定年(60歳)を迎えてもなお、健康でやる気のある人はもとより、高度な知識・広範な経験を持った人材は引き続きリーダーシップを発揮し、活躍できる環境を整えました。
この結果、定年再雇用率(=定年再雇用者÷定年者)は7割を超え、再雇用で働く社員(シニア社員)は2007年3月31日時点で62名、2008年3月31日時点で146名と年々増加しています。また、シニア社員が働く職場も多岐多様にわたり、いろいろな場面で豊富な経験や広範なスキルなどを活かして活躍しています。

全社人材育成(変革と国際化に備えて)

「人を中心としたオートメーション」を実現し、さまざまな分野の事業変革を進め、国際事業の強化・拡大に弾みをつけるため、全社人材育成の見直しを実施しています。従来の教育プログラムに加えて、(1)事業計画実行の核となるマネジメント層の強化(2)国際事業を担うグローバル人材の育成(3)自己学習による公的資格や語学の習得促進策に重点的に力を入れて実施します。
「企業の成長の源泉は人材であり、人材の成長なくして企業の成長はありえない」との理念に基づき、人材育成に一層力を入れることでグループの事業基盤をより強固なものにしていきます。

多様な人材の活用

外国人採用(留学生採用、インターンシップの受け入れ)

2007年度文系インターン生
(外国人留学生)
当グループでは、毎年海外からのインターン生を受け入れています。その総数は50名を超えるに至りました。2007年度はカナダ・イギリス・ポルトガル・ドイツの大学生が、研究開発・製品開発の現場で1年間現場実習を行いました。日本の先端技術を学び、母国での勉学や将来の仕事に役立ててくれると期待しています。
また、日本の大学に通うドイツ・中国・モンゴルの外国人留学生をスタッフ部門で2週間受け入れました。3名とも日本語がとても堪能で、コミュニケーションには不自由しませんでした。将来は日本の企業で働きたいと希望しており、山武での就業体験をそれぞれのキャリアに活かしてもらいたいと考えています。

海外で活躍する社員の増加

1993年に中国に最初の現地法人を設立して以来、積極的な海外事業の展開に伴い、今では20を超える海外現地法人や事務所等があり、日本から出向している約100名の社員を含め、海外で働く社員は約1,000名となっています。
設立時から社員の中核として活躍し、現地法人の経営者として海外事業をリードしている社員も増えてきています。既にアメリカ、ヨーロッパ、中国、韓国の現地法人では各国出身の社員が取締役や重要なポストを任されており、世界中で製品・サービス・ノウハウを供給することを通して、多くのお客さまに満足を提供しています。

女性の活躍の場拡大

女性社員研修風景
女性の活躍の場を拡大する施策として、女性社員活躍推進支援プログラムを、女性管理職および課長代理を対象に2007年12月〜2008年2月にかけて実施しました。各自が研修後のアクションプランを作成し、3カ月後・6カ月後に上司と振り返りを行います。上司とのコミュニケーションに変化が出始め、女性社員間のネットワーク構築にも寄与できました。
さらに2008年は、グループ内での出向研修や見学会、ダイバーシティ(多様化)取組みを続けるNPO団体への女性社員の派遣など、外部との交流も一層積極的に進めています。

知的障がい者の雇用を果たす山武フレンドリー

山武の特例子会社である山武フレンドリーは、2008年2月に創業10周年を迎えました。業務内容は、グループの事業運営に付随する周辺作業のほか、最近では外部からの委託作業も増えています。また知的障がい者を雇用することと並行し、見学や実習生を数多く受け入れ、知的障がい者の就労に関し実際の業務をそのままお見せすることによって、理解を深めてもらっています。
 ●外部からの見学・実習生の受け入れ実績(1998〜2007年)
  • 見学件数:409件/延べ人数:2,965人
  • 実習生受け入れ人数:163件/延べ日数:1,048日

健康な職場づくり

メンタルヘルスの取組み

オートメーション事業を通してお客さまの「安心、快適、達成感」を支えるグループの事業にとって、この事業を支える一人ひとりの社員は大切な存在です。社員の健康管理には十分な配慮とバックアップ体制をとっています。最近は、社会的にもメンタルヘルスの重要性が取り上げられていますが、山武では、社員のライフステージに合わせた取組みを進めています。例えば、新入社員には研修を経て職場に配属された後、専門のカウンセラーが一人ひとりの職場を訪ねて、相談にのっています。

メタボリックシンドローム検診の導入

2008年度からメタボリックシンドロームを見つけるための健診(特定健診)が始まっています。この特定健診実施後の保健指導(動機付け支援、積極的支援)をグループの一員である安全センター(株)に委託し、グループ一体となった取組みを進めています。コミュニケーションと技術で健康を支援し、安心を提供するヒューマンヘルスケアサービスで、高齢者をはじめとするあらゆる方々の「安心、快適、達成感」を追求する事業そのものが、山武の社員と家族も支えています。

入出門管理・新就労システムの全社導入

本社、藤沢テクノセンター、湘南工場、伊勢原工場にICカード技術を利用した事業所入出門管理システムを導入しました。在所者を把握することで、社員・来訪者の安否確認や事業継続計画(BCP)の実行などのリスク管理をサポートしています。職場で一人きりで仕事をしている社員の健康状態を確認するなど、安全配慮や労働時間の適正な把握を行っています。

ワーク・ライフ・バランス実現に向けた労使での取組み

社員の意識や価値観の多様化により、「より充実した人生」をめざし、自らのライフスタイルにあった働き方や仕事以外の時間を求める社員が増えています。
社員が仕事への満足度を高め、意欲を持って仕事に励むことを通じて、結果的に生産性の向上や優秀な人材の確保が期待できると考えています。社員が「安心、快適、達成感」を得られるよう、個(社員個々人の生活:ライフ)と組織(仕事:ワーク)の共生をめざし、WLB(ワーク・ライフ・バランス)委員会を立ち上げ、労使で取組みをはじめました。


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