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SavemationReview一覧(2003年)

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  1. 数理計画法による空調制御
    2003-08 神村 一幸、平 卯太郎、松葉 匡彦
    空調設備の設計,運用,制御における経済性,省エネルギー性,環境保全性および制御性を実現する方法に数理計画法の利用がある。数理計画法は,目的関数を最小にする演算(最適化)を行うので,目的関数を経済性(建設費+運転費)や省エネルギー性(エネルギー消費),環境保全性(CO2排出量),制御性(制御量偏差と操作量の2乗和など)として表すことにより,目的に合った設計,運用,制御のための解を得ることができる。ここでは,数理計画法による空調制御として実用化を進めている制御システム,シミュレーションの事例を紹介する。
  2. 空調用電動調節弁アクティバル(シリーズ全製品のライン・ナップ)
    2003-08 野田 英司、高野 智宏、大谷 秀雄
    アクティバル(ACTIVAL)は,建物空調全般をカバーするロータリー形電動調節弁であり,小形・軽量,省施工性,省電力性および耐水性(防沫性)に優れた特徴を持っている。1991 年に二方弁(JIS 10K)をリリースしてから,JIS 20K 弁やねじ込み形PN16弁の品揃えを加えながら,フィールドでの実績と信頼性の評価を得てきた。今回,三方弁とスプリング・リターン形二方弁を追加開発し,アクティバルの全ライン・ナップが完了したので,各機種の仕様と,機能や信頼性を造り込んだ開発技術について紹介する。
  3. Bluetoothによる無線計測システムの開発
    2003-08 柏屋 弘、宇賀神 充臣、末岡 直彦、石井 直樹
    省エネルギー・環境問題に対する意識が高まる中で,工場やオフィスにおけるデータ計測・記録へのニーズが高まってきている。既存設備へ簡単に追加でき,レイアウト変更時等の計測点の移動も対応が簡単で,しかも複数計測点のデータを統一的に収集しうる無線計測システムを,世界で初めて* Bluetooth 無線により開発したので紹介する。(* 当社調査による,計測制御分野)
  4. 最適化手法による操業計画支援
    2003-08 鈴木 康央
    線形計画法を拡張した手法が,石油市場をはじめ,その他の市場で最適計画立案という領域で使用されている。
    最適化の解法やPC の能力が向上するなか,適応する範囲が増加してきている。
    本稿では,最適化のテクニック,弊社商品,適応事例,今後の方向性を紹介する。
  5. 設計業務におけるデータ活用技術〜山武オリジナル応答曲面法RSM-S〜
    2003-08 綛田 長生
    近年のユーザニーズの多様化,市場競争の激化,海外の安価な製品参入などにより,製品の品質や納期,コストなどに対する市場要求は益々厳しくなり,製品設計,生産設計の高効率化,開発コスト削減が益々要求されてきている。
    この問題に対し,実験を多く伴う設計を効率よく行うための技術;応答曲面法が近年注目されている。しかし,設計対象が複雑な場合には,従来の応答曲面法では実用上の課題があり,かえって効率が低下する場合がある。
    これに対し,山武では,少ない実験回数のデータを有効利用し,従来手法に対し,より簡易に,より効率よく最適設計するためのオリジナル応答曲面法RSM-S(Response Surface Method by Spline)を開発した。本技術は広く設計問題に活用可能であるが,特に配合・調合設計問題・製造条件調整に適した技術であり,製薬,食品分野などでの適用を開始した。
    本論文では,この最適設計支援技術RSM-S のアルゴリズムを紹介するとともに,製薬分野,食品分野などでの適用事例を紹介する。
  6. 水道メーター/積算熱量計 指定製造事業者の指定取得
    2003-08 大西 真
    当社湘南工場は,特定計量器である水道メーター/積算熱量計の指定製造事業者の指定を受けている。特定計量器及び指定製造事業者制度を紹介すると共に,今後の展開について報告する。
  7. IDタグとITを利用した青果物流通情報管理システム
    2003-02 菊地 健一、渡辺 勉
    農林水産省平成13年度フードシステム連携強化・循環推進技術確立事業の一環として,青果物流通過程での品質管理に関する実証試験の受託を受け,実証のために青果物流通過程での経路履歴情報管理システムの開発を行ったので報告する。
  8. IT時代の設備管理システム
    2003-02 渡辺 勉
    設備長期延命化,設備効率の向上,低コストを同時に実現するには新たな設備管理手法が求められる。その手法は設備管理システムのあるべき姿を考察し,IT を利用する事である。手法の事例として「どこでもデータ」という分散サーバ方式の遠隔設備管理システムがある。その仕組みはサーバとクライアントの一対一の単純なソフトで構成され,低コストと柔軟性が特長であり,分散発電装置など様々な遠隔管理システムなどのアプリケーションに利用されている。
  9. イントラネット環境におけるBMS(ビルマネジメントシステム)の開発
    2003-02 澁谷 厚
    従来からの製品であるスタンドアローン型のBMS(ビルマネジメントシステム)の発展形として,イントラネット環境上で利用できるようにWWW(World Wide Web)技術を利用したネットワーク型BMSを開発した。本稿ではこの開発において利用した技術,設計上の工夫,実現した機能について紹介する。
  10. 「Web ベースモニタリングシステムサービスi-mony」の開発
    2003-02 柳川 雄成、高橋 誠、吉原 卓志、小森谷 良明
    インターネットの普及には驚くべきものがある。その最大の利用分野であるビジネス分野においては,Webアプリケーションの開発フレームワークとして各種アプリケーションサーバ製品と関連技術が多数存在する。しかし,それ以外の分野のアプリケーションにはまだ適当なフレームワークは見当たらない。本稿では,インターネットを手段とする,Webベースモニタリングシステムサービス(弊社におけるサービス名をi-monyと呼ぶ)に適用するためのフレームワークを開発したので,その機能と適用について概説する。
  11. エネルギー供給設備におけるユーティリティ最小化最適運用計画システム
    2003-02 松岡 研一
    地域冷暖房プラントのようなエネルギー供給設備はさまざまな種類の熱源機器で構成され,季節的・時間的に変動するエネルギー需要を満足させながら,経済的な運転を適切に行うことは非常に重要である。本システムはプロセス工学および数理計画法に基づき,プラント運用コストが最小化になるような機器運用スケジュールを算出するものであり,システムの機能概要および導入による効果について紹介する。
  12. 2線式電磁流量計の高S/N比化技術
    2003-02 光武 一郎、鈴木 伸、水鳥 健次、名古屋 博昭、大平 正則
    2線式電磁流量計は,電磁流量計の持つ高精度,高信頼性の特長に加え,配線コスト,ランニングコストが低減でき,汎用的な2線式流量計として使用可能である。
    新形2線式電磁流量計MagneW Neo(図.1参照)の開発では,使用電力に制限がある2線式の課題である出力の安定化を実現する高S/N比化技術を達成した。
  13. 調節弁プラグに生じるキャビテーション壊食の形成と進展に関する考察
    2003-02 奥津 良之、湯沢 聡、大田 英輔
    調節弁運用に際してキャビテーション壊食はもっとも深刻な克服すべき技術課題の一つである。壊食の進展とともに流量特性は劣化し,締切性能も低下する。プラントの運転履歴と関連付けて弁の劣化寿命が推定できればプラントの予防保全の観点からも有利である。ここでは20MPaにおよぶ実流キャビテーション壊食テストおよび1MPa水準での流れの可視化,非キャビテーション流れに対する軸対称二次元数値解析を併用し,コンタードプラグ弁についてのキャビテーション壊食を考察した。その結果,キャビテーション壊食量は弁開度の増加に従い増加するが,流れの運動エネルギー量に関連づけて壊食量を推定する実験式を得た。壊食部の幾何形状モデルを想定できれば弁の寿命を予測できることになる。
  14. セルフチューニング+ フィードフォワード型コントローラの開発
    2003-02 三枝 隆晴、情野 奈美絵、田中 雅人
    空調機制御の性能向上を目指し,「セルフチューニング+フィードフォワード」型コントローラを開発した。セルフチューニングは,プロセスゲインの変動に応じて,適応制御を行う。フィードフォワードは,フィードバックでは即応できない加湿冷却による外乱(急峻な温度降下)を解決する。これら機能を空調用コントローラに実装して,実ビルのオフィス空調にて1年間検証した。ハンチングや応答遅延がおきがちであった中間期や暖房期においても,良好な制御結果が得られることを確認した。
  15. マイナスイオン発生器の開発と人体への効果の検証
    2003-02 大矢 康裕
    健康関連商品が脚光をあびる昨今,空気マイナスイオンは健康に良い影響を与えるといわれ,空気マイナスイオン関連商品が多々見られるようになってきた。このような中でIAQ(Indoor air quality)の観点のもと,自社技術により差別化したマイナスイオン発生器を開発し,人体における効果の検証も実施し良好な結果が得られたためその概要を紹介する。
  16. 3次元植物形態測定装置の開発
    2003-02 松浦 友朋
    植物の施設栽培において,栽培方法の最適化や自動化のために植物の生育状態を測定することは大変重要である。この度,苗の工場生産の研究用として,トレイ苗および植物体断片の3次元形態を非破壊で測定するシステムを開発したので報告する。

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