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SavemationReview一覧(2004年)

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  1. いつでもどこでも「音を視る」音響解析ツールWaveDoctorの紹介
    2004-08 佐藤 洋平、笹岡 英毅
    いつでもどこでも「音を視る」をコンセプトに,楽譜のように音を可視化するために有効な技術であるウェーブレットを,小型・軽量で操作が容易なPDA(Personal Digital Assistant)上で動作することを可能にした音響解析ツール「WaveDoctor」を新たに開発したので紹介する。ウェーブレット演算の改良により,PDAでも実用レベルで動作可能な処理速度を実現した。WaveDoctorでいつでもどこでも「音を視る」ことにより,音響診断を始め様々な場面で音を活用することが可能となる。
  2. 業務用生ごみ処理機(パワフルバクター)の開発と残渣(有機質)肥料の効果検証
    2004-08 佐々木 和子、川嶋 聡
    事業系食品廃棄物は,日本国内で年間1100万トンにも達しているもののそのほとんどが焼却処理であり,環境負荷に与える影響は大きい。このため「食品リサイクル法」が施行され,自主的に排出業者が生ごみを抑制することが義務付けられた。さ生ごみ抑制の減量処理はいくつかあるが,減量された残渣は殆どがさらに二次処理されるか,焼却される。そのため環境負荷は根本的には減っていない。当社業務用生ごみ処理機(パワフルバクター)で処理された残渣はそのまま有機質肥料になるため環境負荷が非常に小さい。今回,処理機の特長とその残渣の肥料としての効果を検証したので報告する。
  3. 湿度のJCSS校正事業者の認定取得
    2004-08 杉山 正洋、中垣内 直美
    湿度計測製品の品質確保の一環として行なってきたトレーサビリティ体系整備や校正業務を,計量法校正事業者認定制度に則ったシステムに作り上げ,このたび,湿度の校正事業者の認定を取得した。今回,この計量法校正事業者認定制度と当社の校正業務に関する取組みについて紹介する。
  4. 汎用コントロールモータの開発
    2004-08 渡邉 清彦、宮崎 匠、塚山 琢磨
    建物空調市場および工業市場において,冷温水・蒸気・空気・ガスなどの流体制御用の調節弁やダンパを操作するために電動操作器が使用される。今回,弊社従来製品のM904シリーズやM7284シリーズを一新し,消費電力の低減や軽量化,商用電源での駆動機種の追加などによりラインナップ強化を図った汎用コントロールモータ(MY3000シリーズ,ECM3000シリーズ)の開発について報告する。
  5. 二位置ボール弁の開発
    2004-08 古谷 元洋
    二位置弁は建物空調制御において色々な場面で使用される重要な操作端である。当社においては長年に渡ってフルボアタイプの二位置電動ボール弁(形番VY6100)を供給している。今回,全面的な設計見直しを行い従来製品や他社製品と比較しても使いやすさや小型化を格段に向上させた新二位置電動ボール弁VY63シリーズの開発が完了したので紹介する。
  6. 新フレンドタッチ入退室統合システムにおけるアーキテクチャと照合技術
    2004-08 竹中 一晃、中島 寛
    指紋照合装置フレンドタッチ™をカード照合をベースに開発されたsavic-netEV™入退室システムに統合するにあたり,新たにEthernet接続型のフレンドタッチsavic接続モデルを開発し,また,システムアーキテクチャ上に指紋データを一元管理する指紋サーバを位置づけることで,業界トップレベルの1ゲート30,000人規模の照合が可能となった。また,フレンドタッチの指紋照合技術である,位相限定相関法(Phase-Only Correlation)を拡張した新ピーク評価法,画質連動照合技術の開発および指紋画像表示機能採用によるユーザI/Fの改善により,照合性能が当社比で29%,特別な設定での乾燥/手荒れ指紋においては72%程向上する結果を得たため報告する。
  7. 超分散フィールドコントローラの開発
    2004-08 吉田 雅美、深尾 直之、田中 良則
    当社では主にプラントを対象にしたプロセス制御システムにおいてOS,ネットワークなどに最新のオープン技術を応用し,付加価値創造,コストパフォーマンス向上を進めてきた。
    これらのシステムは従来の大型プラントのみならず,小規模なプロセス,製造装置やディスクリート分野の業種における原動力設備,工場空調などの分野でも採用され始めている。
    新しい市場からの要求としては低コストで小型のシステム,現場に設置できるコントローラ,制御周期の高速化などが上げられる。
    これらの要求により適合した制御システムの開発について紹介する。
  8. エッジセンサの開発 Development of Edge sensor
    2004-08 岡山 喜彦、越 俊樹、佐々木 宏
    コンデンサや電池のフィルム巻き取り機において,フィルム端の位置(エッジ位置)を測定し蛇行しないように制御するための光学式エッジ検出センサを開発した。本エッジセンサは・荒いリニアイメージセンサで高速高精度に測定できる・透明検出体が測定できる・外乱光や汚れに強い・測定中に汚れ検出ができる・電極部の読み飛ばしができる・コントローラとシリアル通信で実現している・薄型なのでフィルム巻き取り部先端に取付けできる,などの特徴がある。今回これらの特徴と実現方法について説明する。
  9. スマートリンキングデバイス/フィールドバスOPCサーバ
    2004-08 中川 隆広、日高 武雄、真貝 厚、込堂 雅幸、鄭 立
    スマートリンキングデバイス,およびフィールドバスOPC(OLE for Process Control)サーバは,FOUNDATION™フィールドバス仕様の機器を上位システムに極めて容易に接続するための汎用的な手段を提供するものである。本稿では,この製品のねらい,システム構成,技術的特長などについて報告する。
  10. 自動車市場における生産管理システム事例
    2004-08 中原 昌彦
    近年の自動車生産ラインの多品種変量生産方式は,現場の負荷を増大させており,それを支援し更なる効率化に向けた新たな生産管理システムへ期待が寄せられている。その役割は複雑な生産計画を支援するスケジューラや生産現場のデータを一元管理するデータベースに留まらず,生産現場特有の細かな要件に応えたソリューションでなければならない。また,このような組立工場においては,完全自動化は有り得ない為,現場の作業者をいかに支援し無駄の無い環境を作るかがシステムの目的となる。
  11. 学習画像との比較検査による画像検査技術
    2004-02 川嶋 聡
    半導体やMEMS デバイス(Micro Electro Mechanical Systems)の外観検査は,対象が微小で,ウェハ上に多数作成されているため,検査者は顕微鏡を用いた長時間作業を行うことになり,検査者の目への負担を考慮すると自動化の要求が高い。この要 求に対し,画像処理技術を用いて検査を行っている(セーブメーションレビュー'99年2月号)。当時の手法では各チップ内に輝度ムラの領域があり欠陥が抽出できず,検査は半自動化である。それに対し今回開発した手法では従来手法が検出できない欠陥も抽出可能という結果が得られたので報告する。
  12. 冷温熱同時供給熱源を用いた省エネルギー型温湿度制御
    2004-02 平 卯太郎、三平 勇人
    温湿度制御を目的とした空調系に,数理計画型モデル予測ホライズン制御(MPHC)と呼ばれる新世代の制御方法を適用すると,高度な温湿度制御精度と大幅な省エネルギー効果の達成が可能であることを既に確認していた。本稿では,コンプレッサを一台だけ用いて冷熱と温熱の両方を同時に供給できる熱源装置である直膨エアハンとこの制御方法とを組み合わせることで,個別の冷熱源装置と温熱源装置を用いる通常の場合と比べると,同様に高度な温湿度制御精度を維持しながら,更なる省エネルギー効果を達成できたことを報告する。
  13. 室圧・風量制御の最新技術−クリティカル環境システム−
    2004-02 石原 正也、斉藤 英弥
    研究施設や工場などにおける,室圧・風量制御の要求レベルは年々高まってきている。しかしながら,従来の室圧制御システムでは制御機器の性能および原理上の課題のため,その要求を満たすことは困難である。当社の「クリティカル環境システム」は,ユニークな発想と高性能の風量制御機器によって高度な室圧・風量制御と省エネルギーの両立を可能とした。また,室圧・風量制御の技術開発およびデモンストレーションを目的とした実験室を建設したので,その概要を紹介する。
  14. 研究施設環境管理支援システムの開発
    2004-02 松村 昭男
    現在,山武が提供している「クリティカル環境™システム」の発展型システムとして,研究施設の環境管理支援を目的に,イントラネット環境上で利用できる管理支援システム「クリティカル環境™ 管理システム(CEMS:Critical Environment Management System)」を開発した。本稿では,開発に至った経緯,開発において利用した技術,設計上の工夫,実現した機能および導入の効果について紹介する。
  15. 定流量機能付ファンコイル用スプリングリターン弁の開発
    2004-02 大谷 秀雄
    定流量弁は弁前後差圧が増加しても流量を一定に制御してファンコイルへの過流量を防ぎ,最適な流量調整を可能にする。定流量機能付ファンコイル用電動制御弁について,シミュレーションによる変形挙動解析,各種評価試験,実際のフィールドにおける実証試験を行い,大型ビルのファンコイル制御に適した,対異物性の高い低騒音型の定流量機能付ファンコイル用電動二方ボール弁スプリングリターン形(アクティバル・ミニ)を開発したので報告する。
  16. 音響診断技術とその活用事例
    2004-02 堀田 洋
    音は,広域を網羅的に監視できるという可能性を持つ。細分化・精密化した診断技術以前に,設備全体の調子を看るという技術は,今後の最適保全設計においてはますます重要性を増していくものと考える。IF-ASSET 技術は,(Inverse Filter based Abnormal Signal Segregation and Extraction Technique)暗騒音のある環境下で異常信号を分離抽出し,困難とされてきた音による設備診断を実用化し,様々な設備に適用されている。
  17. 省エネ管理用エアフローメータの開発
    2004-02 千村 暢孝
    工場における省エネルギー活動は,工場エアの流量を測定し消費量を低減することが課題となっている。多くの汚れを含む工場エアに対し,流量検出器とセンサユニットに,工場エアの汚れに対する耐久性を持たせ,流量センサにマルチバリアブル圧力センサを採用したことで,管理に最適な質量流量測定を実現した省エネ管理用エアフローメータ(AIRcube)を開発したので報告する。
  18. 回転弁対応スマート・ポジショナ/SVX100 シリーズの開発
    2004-02 本田 善郎、後藤 浩基、長坂 文雄、野見山 隆
    我々は,新世紀の自動調節弁制御機器のスタンダードとしてスマート・バルブ・ポジショナを発表したが,このスマートが持つ数多くのメリットを,より幅広いアプリケーションに適用させるべく,新たに回転弁対応のスマート・ポジショナを開発した。この製品の電気回路技術と構造,および新アプリケーションである調節弁診断について報告する。
  19. HGC Data Manager(Model No.HDM303)による天然ガス測定システム機能拡張
    2004-02 大中 英治
    本誌2000年8月号で天然ガス発熱量測定をおこなうHeat value Gas Chromatograph(Model No.HGC303)を紹介した。このHGC303を用いた,天然ガス熱量測定システムの互換性,操作性及び拡張性向上を目的として,HGC Data Manager(ModelNo.HDM303)を開発した。本稿では,HDM303で実現,採用している技術・機能について報告する。
  20. 高精度Ni 箔温度センサの開発
    2004-02 市田 俊司、山口 徹
    近年,精密機械工業や半導体の市場等にて,マイクロマシンやナノマシンなどの微細加工技術が進行しており,精度±0.01℃で制御幅±0.001℃の高精度温度制御の要求がある。その要求に対し,Ni箔を利用した新しい高精度温度センサを開発した。温度制御幅±0.0005℃の安定した温度抵抗値計測システムを構築し,標準温度センサとの偏差を20〜30℃にて±0.001℃,16〜38℃にて±0.01℃の高精度特性を得た。その温度センサの高精度,高速熱応答,高感度,高安定性等の各種特性に関して報告する。

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